ロケアシ 助っ人屋 コラム

Blackmagic「eGPU」はフォトグラファーにとって買いか

先週AppleとBlackmagicは、新しい外付けGPU(eGPU)を発表しました。

このeGPUは、Radeon Pro 580(8GB GDDR5)を搭載しており、発表されたばかりの新型MacBook Proなど、Thunderbolt 3ポートを備えたMacに対応します。

 

 

でも、もしこれがフォトグラファーのレタッチ作業をスピードアップしてくれるはず!と購入を考えているなら一旦考え直した方がいいかもしれません。


レビュー記事を見つけました。
https://petapixel.com/2018/07/18/why-that-699-macbook-egpu-may-be-a-waste-for-photographers/


大体の内容:
 

 

試しに新しく入手したBlackmagic eGPUと、Photoshop、Lightroom、PremierePro を起動したMacBook Pro(2017)を接続してみました。

そこで、49枚の画像に複雑なプリセットを適用したところ、単純にMacBook Proのみでこの作業を行なった時よりも時間がかかったのです。(eGPU使用時14.73秒、eGPU非使用時9.78秒)

 

また大きなパノラマ画像にラディアルブラーフィルターをかけたところ、若干eGPUを用いた方が速かったのですが、ほとんど体感できないレベルの差でした。(eGPU使用時27.52秒、eGPU非使用時18.34秒)

 

 

というのも、PhotpshopやLightroomを操作するのにグラフィックカードはそれほど重要ではないということらしいです。

 

例えばPhotoshopであれば、下記のような機能を合わせて使っている時にしか、標準装備以上のグラフィックカードの機能が発揮されないのだそうです。

・Camera Raw

・イメージサイズ

・セレクトフォーカス

・ブラーギャラリー

・スマートシェイプ

・パースペクティブワープ

・マスク

 

またLightroom Classic CCの場合であれば、下記の機能を使う際に発揮されるそうです。

・モジュール現像

・ライブラリモジュールにおけるレンダリング

・4Kや5Kなどの高解像度ディスプレイを使っての作業




どうやらフォトグラファーに必要なものはeGPUではなさそうですね。




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ロケアシ   2018/07/21   sukettoya_column
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